既に公開されたフェラーリ・ポルトフィーノですが、OmniAutoの「好奇心」というページに名前ポルトフィーノについて書かれている。
フェラーリ・ポルトフィーノはご存知フェラーリ・カルフォルニアの後継モデルであるが、今までの命名パターンとは何の関連性もないのである。セオリーで行けば過去に360モデナ・550マラネロ・599フィオラノなど、モデナ周辺の地名であったが、初めてイタリアの国内で別の場所となるわけだ。因みにポルトフィーノはイタリア有数の超高級リゾート地の地名だ。
ところでこのポルトフィーノという名前は過去に2つのクルマが存在した。1台はランボルギーニ・ポルトフィーノ・コンセプトで、30年前の1987年フランクフルトショウでお披露目されている4ドア・4座席でクライスラーデザインセンターが作ったものだ。
もう1台は、フィアット・フィオリーノ・ポルトフィーノ。こちらはレジャービークルで、ルーフもドアもない完全なレジャーマシンだ。
そのほかに、ポルトフィーノブルー(フォード米国)とポルトフィーノレッド(レンジローバー)という名のカラー名称が登録されている。
このポルトフィーノという名の特許はクライスラーに残っていて、FCAとフェラーリにもたらされたものだ。