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新春ツーリング2018

昨日は久しぶりに自分のマセラティでツーリングに出かけた。

今年の冬は相当寒さが厳しいのだが、今日は少し暖かかった。始動は冬でも一発で掛かるが、流石にこの時期はエンジンは暖気が必要で水温計が50°ぐらいになるまでガレージで待機する。その後高速に乗るまではまったりモードだが、高速に入れば快適で本領発揮というところだ。

筆者はこのスパイダー90anniは、余程の雨や直射日光の照り返しが強い夏以外を除いて、だいたいオープンで走る。何故ならやはりエンジン音を聞きたいからだ。屋根を閉めた状態で窓を開けてもエンジン音は聞けるのだが、それでも屋根を全部開けた状態で走る時の方が、エンジン音は直接聞こえてくるのだ。これが1年を通してみると、全然違うのである。蒸し暑い夏はちょっと腑抜けなもっさりしたエンジン音の感じなのだが、逆に冬は澄んだ空気とこだまして4,000回転以上からは、クランクシャフトが回る固いキーンとしたエンジン音になるのだ。これにはいつもシビレる。マセラティの最後の自然吸気V8エンジン(とは言ってもマラネロ製であるが。。。)をオーケストラの如く聞くには、ダイレクトに聞けるオープンスポーツは最高のところである。

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