ランボルギーニのCEOであるステファノ・ドメニカーリ氏(現F1グランプリCEO)はF1サーキットへのイタリアメーカーとしての参入は考えられないと言っています。
F1へのランボルギーニ復活の可能性について、考察をし続けているはいるが、ドメニカリ氏の立場からは否定を繰り返している。彼は、元スクデリーア・フェラーリのマネージャーであったが、現在はサンタアガタ・ボロネーゼつまりランボルギーニの代表である。改めて頂点のレースには2021年以降も参入について否定した。
コリエーレデッロスポルト紙のインタビューに、ドメニカリ氏は明らかにした。
「F1は、我々の将来の計画には無い。我々にとって、レースへの投資はリスクが高すぎる。むしろ、モータースポーツの世界では、どんなカテゴリーでも投資することに対する収益について管理しなければならないので、我々は既に取り組んでいるプラットフォームの強化について学んだところだ。」
ドメニカリ氏はフェラーリとランボルギーニとの違いを強調した。
「フェラーリはレーシングチームとして生まれた。しかしながら、我々はロードカーを製造に向けて生まれた会社である。」
1989年~1993年の間、ランボルギーニは自社製エンジンを、ローラ、ロータス、リジェ、モデナ、ヴェンチュリ、ミナルディ、ラルースの各レーシングチームへ供給した。80回の参戦のうち、1度だけ表彰台を獲得した。