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マセラティ:カンビオコルサとZF8速オートマ

スパイダー90anniは2005年に生まれました。既に15年を経過しているマセラティです。6速のカンビオコルサはいわゆる電子制御マニュアルトランスミッションとでもいえるセミオートマで、基本的にはクラッチをロボットが踏んでくれて変速するのである。それをステアリングの右と左にあるパドルシフトで、シフトアップ、シフトダウンするのです。

それ故に、かなり自分の意志で加速したり減速したりをコントロール出きるのです。自然吸気V8エンジンは、4000回転以上に回し、ブリッピングしてシフトチェンジするとスムーズにギアが繋がり、マフラーから雄叫びとも美声ともいえる排気音が聞けます。この一瞬のブリッピングは、タコメーターの針が上がったり下がったりとまるで振り子の如く踊るのです。これがカンビオコルサの醍醐味なのです。逆にオートモードでも走れるのですが、とりわけ市街地での走行でオートモードはなにかギクシャクした感じが否めません。筆者はほぼ100%マニュアルモードで走ります。

対する、2016年製ギブリ・ディーゼルは、ZF社製の信頼できる8速オートマチックで、いわゆるトルコンオートマです。実は8速オートマもブリッピングするのですが,,,,ノーマルモードやI.C.Eモードでは、タコメーターの針はそんなに踊りません。時にはブリッピングに気づかない時もあります。時々、マニュアルスポーツモードのスイッチをオンにして、空いている道を楽しむことはありますが、カンビオコルサほど抑揚がないので少し物足りません。。それ故にギブリにとってパドルシフトはそれ程必要は無いかもしれません。オートスポーツモードで充分に楽しめるのが、ギブリの良いところと言えます。

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