2020年のイタリア国内で売れた車種別順位が発表されました。
御覧の通りトップは断トツでフィアットパンダに輝きました。
2位は、パンダの約半分の販売台数のイプシロン、3位は500Xです。
4位、ルノークリオはフランス車ですが、プジョーやシトロエンより多かった印象があります。5位500は当然ですよね。旧市街地ではそこら中に駐車しています。正に国民車です。
順位 | 車種 | 販売台数 |
1 | Fiat Panda | 110,465 |
2 | Lancia Ypsilon | 43,033 |
3 | Fiat 500X | 31,831 |
4 | Renault Clio | 31,653 |
5 | Fiat 500 | 31,409 |
6 | Jeep Renagade | 31,088 |
7 | Toyota Yaris | 29,608 |
8 | Renault Captur | 29,299 |
9 | Citroen C3 | 29,168 |
10 | Dacia Sandero | 28,101 |
6位、ジープレネゲード、アメ車ですが、FCAグループのモデルですから、これも結構沢山見かけます。7位に入ったヤリスは筆者が滞在してたモデナでもかなりの数が走っていました。友人のマイカーもヤリスでした。
御覧の通り、経済的なモデルは未だに5ドアハッチバックが、イタリアでは主流です。しかし小型のSUVも増えてきている印象です。10位のダチアはルノー傘下のルーマニアのクルマですが、一見するとルノー風の雰囲気が漂う中庸なモデルで、生活車的なモデルです。アウディやVWが結構ありますが、こちらはワンランクの上なので、少し余裕がある人達のクルマのようです。
残念ながらアルファロメオは、10位以内にランクインしていません。ミトやジュリエッタは見かけて良さそうですが、それ程走っていない印象です。ジュリアやステルビオは時たま見かけました。現に私イタリアの友人もミザーノブルーのジュリアに乗っていました。マセラティは、もちろんそこら中にありません。