これはマセラティオーナーにとって、朗報かもしれません。
筆者のスパイダー90anniとギブリディーゼルがお世話になっている横浜のR TRE YOKOHAMA BASEが、イタリア・モデナのカンパーナ・オノーリオ社と取引業務が開始されました。とりわけ比較的古めのマセラティの維持に苦労されているマセラティ・オーナーにとって、部品入手の一筋のルートが広がったともいえます。
カロッツェリア・カンパーナについては、発売されたばかりのマセラティの教科書である「MASERATI COMPLETE GUIDE Ⅱ」P148に紹介されています。また4月に開催されたオートモビルカウンシル2021では、ギブリⅡ・カンパーナ・スペチアーレがマセラティ・クラブ・オブ・ジャパンのスタンドに展示され、記憶に新しいと思います。筆者もかつて、モデナのカンパーナを訪問、クラシックから現行モデルまで様々な市販車やワンオフらしきモデルを発見したり、豊富なパーツ在庫に驚愕したことを鮮明に覚えています。今は亡き創業者オノーリオ氏に会えたことも奇跡かもしれません。写真の一番右下は、そのオノーリオ氏は当時84歳で、構内を自転車で巡回していました。