今月の自動車雑誌はマセラティ特集のオンパレード。(4)は題して、「生誕40周年…マセラティ・ビトゥルボを語る・3」だ。
ここ1か月の間に、4つの雑誌やメディアにマセラティ特集が掲載されるのは、珍しいことだ。日本でも新車マセラティのラッシュがこれだけ続けば、認知度も少しでも上がれば良いのだが、故障が多いという誤った認知度だけは上がって欲しくないのだが、マセラティを選択する最後の決め手はそうは言っても、やはり個人の価値観と他車との相対評価によるところが多いと思う。
筆者はいつも思っているのだが、沢山売れて欲しいのは山々で、それによって経営が上向きになるのは大歓迎、しかし反面沢山売れてしまえば、街中にマセラティ車が走り出し、価値も半減してブランドのプレステージ性が落ちるのも困りものだ。
あくまで私的な思いからすれば、マセラティは自分だけの存在であって欲しいので、ギリギリのところで企業として成り立っていればよくて、だから売れてなくてもいいのだ。(完全な自分勝手)