久しぶりにスパイダー90アニヴァーサリーについての日記です。
2005年製の筆者のスパイダーは、年間総距離はたったの2,000Kmぐらいです。しかし製造から17年ですから、古いモデルとなります。しかし、このスパイダーは完全な車庫保管で管理されているため、外装やライト類の紫外線によるヤレは殆どないのです。少し気になるところとしては、ゴム類の劣化だ。ウィンドウ周りゴムシールは流石に、ゴムに弾力性がなくなり、白濁化してきた。少しづつだが、交換できるところはしていきたい。今となっては、古くなった変速システムであるが、カンビオコルサと呼ばれるセミオートマチックトランスミッション。いずれ交換しなえればならない時期が来るであろうカンビオポンプとクラッチ盤は、未だに一度も交換したことがない。もうそろそろ交換時期かなと想像しているのであるが、なんとか持っている。トータルの走行距離は、44,000Km。
先日、ツーリングに出かけのだが、スパイダーにとって箱根までの距離がちょうどいい距離感だ。80Km/h、3速〜4速ぐらいで4、000〜5,000回転の領域で走ると、V8の自然吸気エンジンは最高のシンフォニーを奏でるのだ。おそらくこの先永遠に出てこないであろう、内燃機関の鼓動をダイレクトにドライバーに伝えるマラネロが作ったエンジンは、自動車における世界遺産にも等しいと思う。
東名高速、小田原厚木道路は空いていれば、適度なアップダウンの道路は、スパイダーのエンジンの体調維持管理には絶好の道なのだ。
それ故に、筆者はこのスパイダー90アニヴァーサリーと末長く付き合って行こうと思う。