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28thマセラティデイ2022が開催される(2)

天気予報では、土曜の正午あたりから雨のマーク。☂
マセラティデイのプログラムは土曜の昼から始まるので、最悪のタイミングかもしれないと予想していた。がしかし、なんと羽田に向かう首都高速湾岸線環八出口に着くころには、雨雲の合間から青空も見えてきている。何という幸運に恵まれているのか。。。。羽田に開業する最新ホテルが今年のマセラティデイの会場だ。しかも広大な新築のエリアを使用できるのだ。晴れ間も見えてきた会場には既に歴代のマセラティが続々と到着している。マセラティクラブが運営するイベントに参加するマセラティ車は、1948年製A6GCS monofaloから最新のレヴァンテまで揃うのだ。これだけの幅広い年代のマセラティ車が一堂に会するのは、他のマセラティのイベントでは、絶対に出来ない。そういう意味では1年に1回しかない開催されないマセラティデイは、マセラティの過去から現在まで、さらには未来(今年は日本国内デリバリー直前の新SUVグレカーレも登場)までも一気に鑑賞と体験が出来る貴重なイベントなのだ。それ故に日本の多くの自動車マスコミにも注目され、取材の申込も多いのである。そして日本のマセラティファンが、このマセラティデイに参加することが出来れば、真のマセラティスタとなれるわけだ。

今年のマセラティデイは108年にも及ぶ栄光の歴史の中で、グランツーリズモ生誕75周年、メラク、カムシン生誕50周年にあたり、注目はそのメラクとカムシンも登場したのだ。もう一つ、今年のデイの注目のテーマは、マセラティクラシケのプロジェクトが始まったことをプレゼンテーションするために、日本でのマセラティクラシケ認定第1号車となった初代ギブリがお披露目されたのだ。

今年のマセラティデイは、東京での開催という事もあって、参加するにも交通アクセスも良いので、多くのマセラティファンやメディアから参加の問い合わせがあった。29回も開催をしてきたのでイベント開催はそれなりにノウハウも学習してきたので、スムーズに準備をすることが出来るのだが、毎年この時期は流石に、開催運営に関わったマセラティクラブのメンバーは多忙を極めたことと思う。筆者もマセラティデイを開催運営する側として約3か月前から準備に入ってきたのだ。特に今年は、参加問い合わせは、今までの中でも最も多かったその結果、ガラディナーは過去最高の140数名の参加者となった。クラブ創成期の頃は参加台数はせいぜい10数台が限界で、まさにプライベートの集まりだったのだ。少ない参加人数だったので、不測の事態は皆無であった。あれから30年後。。。全国的なイベントに成長したマセラティデイを誰にも想像できなかった。人気が高まってきたマセラティデイはそれに伴い参加者も増えて来たので、参加者が多くなれば、それなりに想定外の出来事も出てくる。

特に今年は開業前の施設ということもあり厳しいセキュリティの管理下の中での、イベントということもあって予め参加申込した人しか施設に入れないような仕組みであったが、それでもやはり、勝手に入ってきた人が出てくるのである。一人はマセラティ3200GTでドサクサに紛れて参加した面倒な高齢者、同じく一人は参加申請なしにマットブルーのグランカブリオで来た人。そしてもう一人はガラディナーに替え玉参加した中年のおじさん。真面目に正しく参加申し込みをしている参加者にとって不平等極まりないことになる。そんな不正をしてまで入る人はおそらく、我々のイベント運営を軽視していると言える。そういえば、替え玉でガラディナーに参加した人は、「どこかでお顔を拝見した方と思ったら」なんと、、、元スーパーCG編集長であったイニシャルK・I氏であった。きっとクソの役にも立たない自動車レポートでも書いていると想像するのである。

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