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ランチア:新型イプシロンはどんなバリエーションがあるのか。

2月14日に公開された新型イプシロンですが、BEVモデルの他にもマイルドハイブリッドモデルもラインナップされるようだ。

1906年に創業したランチアを祝して発売される、ヴェルジオーネ・リミタッータ・カッシーナは完全なBEVモデルで1906台の限定モデルである。しかしその他のヴァージョンの存在も見逃してはならない。
一つは今年の後半に登場予定のマイルドハイブリッドだ。3気筒、1.2Lの136馬力、と3気筒、1.1Lの101馬力がリリースされるという。ベース車両価格は25,000ユーロされので、日本円にして約400万円という事になる。おそらく両モデルとも5速マニュアルは廃止され、デュアルクラッチになると思われる。

もちろん、イプシロンはイタリア本国では、大量セールスされるカローラのような存在で、さほどクルマに興味がないイタリア人が購入することによって大勢を占めることになるのが、この2つのベーシックモデルということだ。残念ながら日本ではもし輸入されるとしても、限られたランチアファンにしか受け入れられないはずなので、ベーシックモデルは現実的に輸入する意味はないと思う。必然的に限定モデルのヴェルジオーネ・リミッタータ・カッシーナが輸入される最有力候補であると考える。カッシーナ仕様のイプシロンのイタリアでの価格は39、500€なので、日本円に換算すると約636万円となる。この価格帯は、アルファロメオ・トナーレやアバルト500eとほぼ拮抗する価格帯である。

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