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マセラティ:MC20フォルゴーレのプロジェクトはキャンセルに

前回お伝えしたとおりマセラティのフォルゴーレシリーズは売上向上に展望はかなり望み薄となり、結局MC20フォルゴーレのプロジェクはキャンセルとなった。

MC20フォルゴーレは、700馬力以上のエンジンを搭載し、0-100km/h加速を2秒未満で保証するはずでした。中国市場での売上の崩壊と、売上高の約50%の減少と3億3800万ユーロ以上の損失により、MC20フォルゴーレの計画は中止され、20億ユーロ近くの投資が削減された。

BEVのスーパーカーの需要は本当にあるのか、まだ明らかに初期段階にあるようだ。このハイクラスのカテゴリーのスーパースポーツカーの主要市場は米国と中国であり、マセラティの分析によると、この2つの地域は依然として吸熱エンジンを必要としている。また国内市場の電動化成熟度や需要の低さを理由に挙げていいる。マセラティはMC20フォルゴーレの計画を中止し、その投資はMC20GT2ストラダーレの新しいバージョンに転用されるようだ。

実際、噂では、現行世代よりも大きなパワーと軽量を提供し、さらに高いパフォーマンスを保証するGT2バージョンが開発されているとされています。

フォルゴーレシリーズは現在グレカーレ・グラントゥーリズモ・グランカブリオのラインナップがあるが、このままでの伸び悩みでは、こちらの販売も微妙になりそうだ。

一つの方法としてフィアット500eが当初BEVヴァージョンの1本であったが、結局、後からマイルドハイブリッドを出すことになった。2歩進んで1歩下がる方法なら、この展開もありだと思う。現在、マセラティではグレカーレGTとモデナがいわゆるマイルドハイブリッドエンジンシステムを搭載しているが、ハイブリッドエンジンにもいろいろなタイプがあるので、検討する余地があるのではないかと思う。

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