マセラティはイタリアを代表するフレグランスブランド 「Acqua di Parma(アクア・ディ・パルマ)」 との新しいコラボレーションを発表。
テーマは**「Arte del Viaggio(旅の芸術)」**。これは、マセラティが掲げる「グランドツーリング」という世界観をさらに広げる試みである。
マセラティは、モデナを拠点に100年以上の歴史を持つ高級車ブランド。一方、Acqua di Parmaは1916年にパルマで誕生したラグジュアリーフレグランスブランド。どちらも**「イタリアン・クラフトマンシップ」**を象徴する存在である。このコラボの狙いは、
- クルマという「移動手段」を超えた体験価値を提供すること
- 五感で感じるラグジュアリーな旅を提案すること
特に今回のテーマ「旅の芸術」は、マセラティが大切にしてきた**グランドツーリング(長距離を優雅に走る文化)**を、香りという新しい表現方法で伝えるという試みでもあるという。
今回のコラボでは、限定デザインのフレグランスやトラベルアイテムが登場予定。
- マセラティを象徴する**トライデント(三叉の槍)**があしらわれた特別パッケージ
- 車内空間を意識したドライブ専用フレグランス
- トラベルポーチなどの周辺アイテム
これらは、マセラティのショールームや特定のイベント、そしてAcqua di Parma直営店で順次展開される予定だという。
最近のマセラティは、単なるスポーツカー製造だけではなく、ブランド体験全体を強化する方向に舵を切っている。
- 車を所有していなくても、マセラティの世界観を感じられる商品や体験を増やす
- 旅行、ファッション、ライフスタイル領域へ進出
- “Motor Valley”から世界へ、イタリア文化を発信 パルマも同じエミリアロマーニャ州だ。
今回のコラボは、クルマを「嗅覚」「感性」で楽しむという、新しいファン層を取り込む布石といえるだろう。