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輝きを再び纏うLancia:ロベルタ・ゼルビ新CEOが描く“次の章”

イタリア自動車史に燦然と名を刻むLancia(ランチア)が、2025年11月7日付で重大な体制変更を発表しました。

新たに就任したのは Roberta Zerbi 氏。
ルカ・ナポリターノ氏の後を引き継ぎ、ブランド復活への切り札としてその名が掲げられた背景には、“エレガンスと先駆性の融合”を掲げるランチアの再定義があります。今回は、彼女のプロフィール、新体制の狙い、そして日本の自動車愛好家が知っておくべき意味を数字とともに紐解きます。


1. 人物プロフィール:ロベルタ・ゼルビ氏とは

ロベルタ・ゼルビ氏は、1998年にフォードでキャリアをスタートし、トヨタにて欧州・ロシアのマーケティング/業務を担当しました。2011年にフィアットに参画し「新型Panda」の立ち上げに携わり、その後2014〜2019年まで、アルファロメオ/ランチア/Abarthなどを含むクロスブランドマーケティングを統括。Motor1.com+1
2021年にはステランティス内で “Enlarged Europe” 担当のブランド責任者となり、2023年からは販売/サービス網「Stellantis & You」を率いていました。finanza.repubblica.it
そんな彼女がランチアのCEOに就任。報道によれば「直ちに発効」という形で、ブランドの新フェーズを象徴する人事といえます。La Gazzetta dello Sport


2. 交代の背景と数値的な文脈


3. 新CEOの「任務」とブランドの狙い

ロベルタ・ゼルビ氏が語る新任務のキーワードは以下:


4. 日本人読者にとっての意味合い


5. 結び:新しい章の始まり

ロベルタ・ゼルビ氏の就任は、単なる管理職交代ではなく、Lancia の「新しい時代」の幕開けです。ブランドが掲げる「エレガンス+先駆性」を、具体的なプロダクトと市場でどう実現していくかが、これからの見どころでしょう。
「Lancia をもう一度、走らせる」──。その主語が日本のランチスタにも響くよう、今後の動向にアンテナを張っていきたいところです。


🔎 出典・参考記事

  © Stellantis Media Site © Lancia / Stellantis Media Site

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