パガーニと言えば、これもモデナ近郊にあるオフィスと小さな博物館がる。ここQuattroruoteに創業者のオラチオ・パガーニへのインタビュウが掲載されています。
オラチオ・パガーニにインタビュウする機会から彼のこれから展開するオフィスにある博物館のビジョンを聞くことになった。オラチオはパガーニ・アウトモビリの創設者であり、かつてはランボルギーニにも所属していたアルゼンチン人だ。まるでかつてのアッレサンドロ・デトマゾのようだ。オフィス・工場・博物館はモデナ近郊の、サンチェザリオ・スッル・パナーロにある。調べると車で30分だ。
彼はここの周辺は年間3万人の観光客が行き来している 地域で、例えばフェラーリ美術館だけでも年間60万人の観光客が訪問していることを考えると、ドイツのポルシェ・メルセデスの自動車産業地帯と同様に、このテッラ・デ・モトーリ(エミリアロマーニャのモーターバレー)はインフラ整備の重要性があると述べている。その為に、パガーニ博物館を完成させたい。
オラチア曰くパガーニ博物館には、シャーシNo.1をはじめクラッシュテストを繰り返し、展示はしていないが、パガーニの歴史と、ランボルギーニに在籍した間の業績をプレゼンするにあたり、エンツォ・フェラーリ生家博物館のようなコンセプトで、こじんまりとしたムゼオ・パガーニを完成するのだそうだ。そして様々な見学ツアーと誰でも入れることが可能で、更に音声ガイドツアーや工場見学などを用意されている。車にも直接触れることもでき、パガーニの社員と話しもすることが出来るのだ。
いずれにしても、私が滞在中にも パガーニの工場や博物館に行けるかは、これからである。