La Stampaによれば、かつて存在していたイタリアの自動車メーカーのATSが復活するという。
これは、マクラーレンと関連しておりカーボンファイバのフレームを使用した洗練されたクーペとして12台のみ製造される。またATSとは, 「Automobili Turismo e Sport」の略で、メーカーATSは1960年代にほんの数年間で消滅してしまったが、素晴らしいクルマを製造した。それがフランコ・スカリオーネが設計したATS・2500GTだ。
今日のATSは、イタリアンスピリッツと英国の魂を持っている。まだ公には確認されてはいないが、カーボンファイバーのフレームに、3.8LのV型8気筒のツインターボで650馬力を出す。顧客のリクエストに応じて700馬力まで可能だ。実際にはマクラーレン650Sの派生である。
多様な運転モードを選択できる電子デバイスとスタートダッシュをアシストする7速オートマチックとサスペンションを装備する。ボディラインはかつての2500GTを彷彿させ、V8エンジンはミッドシップだ。全長は今日のGTのように長めの4.7メートル。0~100㎞まで3秒、200㎞までは9.9秒、最高速は329㎞。
内装はアルカンターラ、デジタル機器を搭載している。価格は115万€だ。