Amazonでも発売されたこの本は、マセラティスタにとって必読書になります。
「Con La Maserati nel Cuore」日本語に訳せば、「心にはマセラティと共に」となります。
エルマンノ・コッザ氏と言えば、マセラティに入社したのが1951年だった。かれこれ66年のマセラティ人生だ。とその時からコッザ氏は心にマセラティが存在することになったと言うことが出来ると言っている。工場・人々・クルマは私の人生に忘れられない記憶として綴られている。今やそんなトライデントの生きている記憶を私は大切にしている。伝説のマセラティ回想録として生きている感動をこの本に書き写すことに努めた。私の長い人生の際立った経験のひと時、酸いも甘いもかみ分けた感動、喜びと苦悩、勝利と敗北、野望と困難。健康に恵まれてはいたが、トライデントというウイルスに侵された歳月であった。絶対に癒されたくないウイルスと言っている。500ページ以上に及ぶこの本は、情熱の物語を横断的に綴ったマセラティの本物の記録史であり、半世紀に及ぶ、マセラティ社の今日まで未公開の裏話が豊富にある。偉大なチャンピオン、天才エンジニアやデザイナーとの出会いと密接な体験。
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