ClubAlfaによれば、ランチアは11月27日で112年目の誕生日だが、今年2018年まででその活動は終わりになる辛い誕生日だと言っている。
ランチアは1906年にトリノでヴィンチェンゾ・ランチアによって創設され、現在はFCAグループ下に置かれている。この誕生日は相当な寂寥な色合いになってきている。現行モデルのイプシロンも今年で生産終了の方向なのだ。故マルキオンネ氏はアルファロメオとマセラティに資金調達を優先した結果、放置された状態となっている。過去に身売りの話やイタリア版テスラであるEV専売に徹する話もあったが、資金があまりにも掛かりすぎ忘れられた状態だ。一縷の望みがあるとすれば、新CEOマイク・マンリー氏がランチアをどうするかにかかっている。