ミラノのカロッツェリア・ザガートから、かつてイタリアに存在した自動車ブランド・イソに敬意を表して、現代的な解釈を加味されたイソ・リヴォルタGTZが、お披露目されます。
奇しくもつい先日開催されたオートモビルカウンシル2020に、登場した往年のイソ・グリフォA3/コンペティツィオーネをリメイクし、価値を高めたモデルが今回のイソ・リヴォルタGTZで、生産台数はたった19台とされています。リリース開始は今秋からの予定です。
イソは、当初小型車イセッタ(イタリア語で小さなイソを意味)などを販売していましたが、1962年にはリヴォルタGTをデビュウさせ、その後グリフォなどを発売するスーパースポーツカーメーカーでした。1973年から3年間F1にも参戦しましたが、石油危機によって倒産しました。
現代に蘇るイソ・リヴォルタGTZは往年のグリフォA3/Cを彷彿させるように、フロントホイールアーチ直後とリアホイールアーチ直上に、エアダムスリットが設けてあります。
エンジンも祖先のグリフォA3/Cを倣いシボレーコルベットのエンジンを搭載することを決定しました。エンジンはコルベットC7Z06のV8エンジンを搭載します。