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マセラティ:29thマセラティデイ2023に行ってきた。(2)

今年のマセラティデイは、本来であれば30回目となる予定だったが、コロナ禍によって3年前に開催できなかったので、29回目となる。クラブは今年で創立30年周年を迎えた。
1993年と言えばマセラティはビトゥルボの全盛期だ。筆者は3回目のマセラティデイに初めて参加した頃は、もちろん参加車両はほぼ全員ビトゥルボだった。まれにカムシン、メラク、ギブリⅠも 参加していたが、マセラティと言えばビトゥルボがそのままの代名詞だったくらい、多数派であった。
イベント規模はマセラティデイでも3~40台も集まれば良い方であった。写真は、この頃のマセラティデイは、八ヶ岳周辺で開催していたのだ。

それが今年は70台近くに増えた。。。
今やクラブの入会者も増え、イベントも大きくなった。かつて知名度はランチアにも及ばず、イタリアブランドの他メーカーに比べてもマイナーであった。今やマセラティはグレカーレやギブリが沢山売れたお陰で、アルファロメオの国内月間販売台数とほぼ同等だ。(筆者にとってあまり売れて欲しくないのだが)
大きくなったマセラティデイとクラブの規模の勢いは、遂にマセラティデイをイタリア大使館で開催するという快挙となった。クルマのイベントをイタリア大使館で開催するというのは、史上初の前代未聞の試みであった。

フェラーリでさえ、新車の発表会等では開催されることはあったが、クラブイベントによる開催は、マセラテデイが初めてになる。三田にあるイタリア大使館は、そこに入ればそこは日本ではなく、イタリアの一部の地域と言える。そこでイタリア料理のランチパーティを開催したのだから、まるでイタリアに来ているような感覚になった。(建物的には旧伊予松山藩邸の由緒ある歴史区だ。)
参加者はそれぞの想いと感動、とても楽しんで頂けたと思う。受け入れて頂いたジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使のご尽力の賜物でもある。

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