2026年、ランチア120周年のハイライトとして復活を遂げるフラッグシップ、新型「ガンマ(Gamma)」。
イタリアの有力メディア ClubAlfa が報じた最新情報によれば、この新型モデルには、1970年代の初代ガンマ・ベルリーナから受け継がれる「ある重要なDNA」が宿っているといいます。

それは、現代のSUVブームに対するランチアなりの回答、**「流麗なファストバック・シルエット」**の再定義です。
1. 伝説の「ベルリーナ」から何を学んだか?
かつてピニンファリーナが手がけた初代ガンマ・ベルリーナ(1976年)は、伝統的な3ボックスセダンの枠を打ち破る、低く、長く、そして官能的なファストバックラインを持っていました。
新型ガンマが継承するのは、まさにこの**「2.5ボックス」**とも呼ぶべき独特のプロポーションです。
• 低重心の美学: 背の高いSUVに背を向け、路面に吸い付くようなエレガントな立ち姿。
• 空力と実用性の融合: 初代の美学を再現しつつ、最新の「STLA Medium」プラットフォームを活かした5ドア構造を採用。Cd値を極限まで抑えることで、EV(フォルゴーレ)としての航続距離700km以上という実利をも手に入れています。


2. イタリアの誇り、「メルフィ工場」での産声
新型ガンマは、イタリア南部のメルフィ(Melfi)工場で生産されることが確定しています。
単なる名前の復活ではなく、イタリアの地で、イタリア人の手によって造られる「真のイタリアン・フラッグシップ」であること。この事実は、私たちランチア・ファンにとって何よりの安心材料ではないでしょうか。
3. 2026年4月、ミラノで「魂」に触れる
現地ではこの新型ガンマのデザインに関するさらなる詳細が、ミラノ・デザインウィーク等の場で語られようとしています。内装にはイタリアの家具の至宝「カッシーナ(Cassina)」とのコラボレーションが継続され、初代ガンマが誇った「移動する上質なリビングルーム」というコンセプトが、現代的なミニマリズムと融合して復活します。


