トリノ・ヘリテージハブが「ベルトーネ」を飲み込み、毎日開かれた聖域に変貌します。
トリノ、ミラフィオーリ。かつてフィアットの心臓部だったあの広大な空間が、2026年春、ついに究極の完成形を迎えました。イタリア車を愛する我々にとって、これほど「今すぐ航空券を取りたくなる」ニュースは他にありません。
「週3日」の壁が崩れた。自由見学の解禁!
これまでヘリテージ・ハブの最大の問題は、水・金・土の「完全予約制ガイドツアーのみ」というアクセスの難しさでした。しかし、3月25日に発表された新規定により、月曜を除く「週6日」開館へとアップデートされました。
• 火・水・木: ついに「自由見学(Self-guided visits)」が解禁!ガイドに急かされることなく、自慢のカメラで一台一台のディテールを心ゆくまで撮影できます。
• 金・土・日: 専門ガイドによる、裏話満載のツアーが継続。筆者は以前この専門ガイドのツアーに参加した。



筆者に過去にヘリテージハブに行った模様を貼り付けます。
ベルトーネ・コレクションの「完全帰還」!
もう一つのトピックは、長年ボランディア博物館に寄託されていた**「ASIベルトーネ・コレクション」が、正式にヘリテージ・ハブ内へ移設されたことです。4月1日より、ランチア・ストラトスのプロトタイプや、ミウラ、カウンタック、そして数々のワンオフ・コンセプトカーが、アバルトやランチアの公式コレクションと同じ屋根の下で並び始めました。これまでは「メーカー公式」と「カロッツェリア」で分断されていたトリノの魂が、ついに一つに融合したのです。



筆者の観点からすれば、もしツアーの時間的に制約があり、ミラノ・アレーゼのムゼオアルファロメオと、トリノのヘリテージハブのどちらか1ヶ所しか行くことが出来ないとしたら、迷わずにヘリテージハブに行って欲しい。イタリア車の情熱と真髄に触れることが出来ると確信している。
