老舗ボルサリーノの倒産

既に報道されているとおり、イタリアの老舗帽子メーカーのボルサリーノが倒産している。

イタリアのANSAでは、イタリアから見た観点でこのように掲載されている。

ボルサリーノはハリウッドスターと密接に繋がっていた。

ジャン・ポール・ベルモンドの代表作の「勝手にしやがれ」、マルチェロ・マストロヤンニの「8・1/2」、トニー・セルヴィッロの「追憶のローマ」、70年代のギャング映画「ボルサリーノ」、そして「カサブランカ」のラストシーンでは、ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの二人の頭上にはボルサリーノある印象が残っている。

1857年に、帽子を作る小さな工房として生まれ、その素晴らしい事業の歴史は160年以上であるが、悲しい結末ものであると。スター達に愛され回想する共有の記憶に衝撃である。そして、ボルサリーノを作るには、7週間と52の工程の必要性からほぼ唯一のメイドインイタリーとして、工業的な芸術的な作り方に、痛手であると・・。

アッレサンドリアの裁判所は、ボルサリーノを管理するスイスの実業家であるフィリッペ・コンペリオ氏のハレス・エクイタ社からの協定案を却下した。既に1年前にも似たような要求は却下されている。しかし、裁判所もボルサリーノの活動継続については、肯定の意図がある。

こちらは、マセラティ・グランカブリオ・フェンディで訪ねるボルサリーノ工房。

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