OmniAutoによれば、3月8日から始まるジュネーヴショーに、アルファロメオから限定4モデルが登場するようだ。
2018年にアルファロメオは特別なニューモデルは用意されてはいないが、4つの新しヴァージョンが展開されるとされている。
まず最初は、ステルビオとジュリアのそれぞれのクアドリフォリオシリーズに追加で108台限定の生産台数である。題して「ヴェルジオーネニュルブルクリンク」というネーミングでSUVとセダンでそれぞれニュルブルクリンクで最速ラップを記念したネーミングだ。カーボン素材のパーツとスパルコのバケットシートやカーボンコンポジットのブレーキディスクと8.8インチの大型スクリーンを装備する。
次はジュリアとステルビオにヴェローチェTiだ。Tiとは「インテルナッツィオナーレツーリズモ」の略称で、60年代のサーキットを席巻したアルファロメオの伝説のネーミングだ。ジュリアはルーフに黒のカーボン素材を採用、シートはアルカンターラを採用し、通常のクアドリフォリオよりコストがかかっている。エンジンは2リッター280馬力で4WDだ。ステルビオも同様の仕様に電子制御式サスペンションなどを追加している。
最後に4Cシリーズには、クーペとスパイダーのそれぞれのモデルに108台限定として、こちらも各所にカーボンファイバー素材を採用し、アクラボビックのスポーツマフラーがセットされる。クーペは4Cクーペコンペティツィオーネ、スパイダーは4Cスパイダーイタリアという名称だ。