マセラティは今年から参戦しているフォーミュラEで初めて表彰台に登った。
ドイツ人のマキシミリアン・ギュンター選手が、ベルリンで開催されたフォーミュラEの第7戦で3位に入賞。ギュンターは予選で4列目からスタートし、レース中には一時5位に落ちる場面もあったが、見事に3位でフィニッシュ。ギュンターはマセラティのフォーミュラEに乗った初めてのドライバーとなり、66年ぶりにマセラティのモノコックが表彰台に登ることに。また、彼のチームメイトであるイタリア人のエドアルド・モルタラ選手も健闘して、11位からスタートしてトップテン入りをしている。
ギュンターは、セバスチャン・ブエミとの激しい戦いの末に最後の周回で彼を抑え、見事に3位表彰台を獲得した。実にマセラティのモノコックが表彰台に載ったのは66年ぶりとなり、奇しくも1957年の同じドイツグランプリでファンジオの250Fがトップを飾って以来の快挙だ。