ランチアは風前の灯火となるのか??

ClubAlfa によれば、2020年までに終了するかもしれないと述べている。

6月に発表された事業計画でもランチアは蚊帳の外の扱いで、2020年までには閉鎖してしまう可能性もあると言う。今年はイタリア及びヨーロッパでは、1月から8月まで31、895台を生産したが、昨年比ー28%となっている。計画の55,000台には達成しない。さらにFCAグループの他ブランドのFIAT500Lやジープや124スパイダーはアクティブにアップデートしている中、ランチアだけは何も無い状態で、6月に故マルキオンネ氏によって公表されたレポートでは、ポーランド工場はイプシロンの縮小した分をパンダの生産で補完するべきと述べている。

しかし潮流はEV化に向けてイプシロンが完全EVかハイブリッドの可能性もまだ残されているかもしれないと述べている。筆者が長期滞在していたモデナの路上パーキングを見るとFIAT500と同じぐらいにイプシロンは沢山見かけているのだ。日常生活にはこの手のサイズが一番使いやすいのだろう。かつてのランチアは先進技術とラリーで勇名を馳せたブランドイメージの面影はもはや殆どないが、ランチアの上質でエレガントなスピリットは今もイプシロンに受け継がれている。それ故、もしEV化になったとしても、トリノの名門ブランドの灯は永遠に継承して欲しいと願わずにはいられない。

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