マニエッティ・マレリの売却金はアルファとマセラティに廻る

FCAグループの傘下の自動車電装部品メーカーのマニエッティ・マレリはCKホールディングスによって買収された。マニエッティ・マレリと言えば、セミATのカンビオコルサやセレスピードなどの部品を供給していたのでなじみが深い。またも老舗のイタリア純正メーカーが消滅したことになる。

この売却金の63億€、日本円にして8060億円相当が、マセラティとアルファロメオの再構築にすることに廻って欲しいと誰もが願っていると、investireoggiは論じている。6月1日にバロッコで発表された事業計画では、実際にはアルファロメオ4車種、マセラティは少なくても2車種がデビュウを予定していることがアナウンスされているが、とりわけマセラティは開発資金など殆どない状態に近く、アルフィエーリのプロジェクトなどはほぼ放置プレイと同様と思われる。現在FCAグループは借金がほぼゼロになりその上に63億€の売却金が入り、それをマセラティとアルファロメオに投資する時が来たと言っている。

FCAのCEOマイク・マンレー氏が次週以降にこの歴史的な2メーカーの見直しについてどのような意図があるかを注視して行こうと、コメントしている。

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