ClubAlfaやInvestireoggiによれば、マセラティとアルファロメオは合併する可能性もあると述べている。
これは強ちあり得ないことではないと、筆者も踏んでいる。事実、最近のニュースでは新しいCEOはマセラティとアルファロメオを兼務で就任している。FCAグループのCEOであるマルキオンネ氏も、この二つの歴史的ブランドの統合も目論んでいるようで、更なる偉大なブランドのスタートとして、新CEOに任命されたのが ティム・クニスシス氏なのだが、彼はミラネーゼとモデネーゼの2つのカーメーカーを含めた唯一で対極のプレミアムブランドの創出の目標を持っていると言う。
モデナは、この新しい対極プレミアムブランドの統括的な区域に選ばれるだろう。実はアルファロメオ・ジュリアとステルビオはモデナにある研究開発センターで設計されたのだが、生産はカッシーノ工場なのだ。更には、最近ではF1のアルファロメオとザウバーのパートナーシップの実現もここモデナが舞台であった。マセラティとアルファロメオのこれからの5か年ビジネスプランについては、例の6月1日にバロッコで発表される予定だ。
筆者は、以前からこの流れはあると想定している。さらに言えば、いずれの近い将来販売ネットワークも世界的に統合整備され、一つのショウルームにネプチューンの鉾とビッシオーネの紋章が並ぶのは有得ると考えている。