2月25日にマセラティのハラルド・ウエスターCEOは、労組との話し合いによって、アルフィエーリを来年2020年から生産開始をすると確認した。最近の様々な情報から予想されていたように、2020年から2ドアクーペであるマセラティ・アルフィエーリがモデナ工場で生産されることが確認された。2018年には中国を始めとする市場での販売台数の下降によって忘れ去られたマセラティであったが、このニューモデルは、マセラティが自動車メーカーとして新しい始まりを表すものとなると言う。クーペとスパイダーの2モデルを製造することとなり、ハイブリッドモデルも製造するために、工場の生産ラインの改修工事も今年の秋に行われる。
ウエスタ―氏は、「アルフィエーリはトライデントの象徴となる真のスポーツカー」であると定義した。このモデルの詳細は今後数カ月以内に、情報が出てくるだろうと、InvestireoggiとModena Todayでは掲載している。来年の今頃はアルフィエーリの姿が見れるかもしれない。それまであとたった1年だ。現在、モデナ工場は、細々とグランツーリスモとグランカブリオも作られているようだ。現行グランツーリスモの自然吸気V8エンジンも人気が高く、在庫車も少なくなり逆に値が上がる可能性もあると筆者は見ている。