マセラティCEOのハラルド・ウェスター氏は、来年のジュネーブショーでデビュウされることを認めた。
2014年にベールを脱いだコンセプトカーのアルフィエーリだが、FCAの計画変更で何回か遅らされた。2021年の始めには市場に投入されなければならない。2014年5月に生産に向けて確定した時は、V6エンジンで3つのパワートレインは404馬力と513馬力を発揮するエンジンが提供されるはずであったが、今ではこの計画は明らかに変更されている。
このスポーツカーはアルミニウムフレームで作られ、エンジンは3つのタイプがある。一つはハイブリッドエンジン、次にプラグインハイブリッド、さらに100%のEVエンジンがある。800馬力で4輪を駆動する。マセラティは初の高級EVクーペとなると断言している。0-100km/hは2秒で達っし、最高速は300km/hになるという。アルフィエーリは、クーペとコンバーチブルの2つモデルを提供するが、当分の間は、殆どの自動車メーカーはEV化による収益は無いだろうが、こうしたモデルを作ることで損失が出ることは無いと判断しているという。マセラティはこの技術でクルマを売り、収益を上げられる数少ないメーカーの一つとなるであろうと、ハラルド・ウエスタ―氏はオートカーの取材で明らかにした。