マセラティ:ブランド復活に向けての衝撃

さようなら、フェラーリエンジン。 Il Sole 24 ore

モデナのマセラティはFCAグループ内におけるEV化への先導役を担うことになる。このことはマセラティを指揮するために帰ってきたウェスター氏によって確認されている。 彼はこのように将来のマセラティを引き受けることが出来るが、楽観視できない状態のマセラティの復活への明確なビジョンを持っている。事実、2018年には前年比で32%の販売低下に終わり、工場への多くの危惧を投げかけた。昨年は7万5千台から5万台へ下方修正したにも関わらず、3万4千900台の販売実績を達したに過ぎない。

逆に完全電動化と自動運転化(ADAS)に向けての楽観的ではあるが、これはブランドとしての絶望感は全くない。詳細について、500キロ以上の航続距離を持つ ゼロエミッションのマセラティ・アルフィエーリが誕生する。さらにアルファロメオのいくつかのモデルにもマセラティは100%の支援をすることになるという。このことは、マセラティ・レヴァンテ、ギブリ、クアトロポルテのV6、V8エンジンは、遂にフェラーリ製のエンジンと別れを告げる事を意味するという。

現行レヴァンテのコンパクト版SUVもカッシーノ工場で生産が確認され、ハイブリッドバージョンも予想されている。

EV化は将来のマセラティモデルにおける付加価値の1つとなる。故マルキオンネ氏よって昨年6月にアナウンスされた2019~2020年の事業計画には、2022年までに10万台を生産するとされている。

マセラティ:ブランド復活に向けての衝撃」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。MaseratiがMaseratiである為にはフェラーリエンジンとの決別は自然の成り行きか?と思います。Maseratiがフェラーリのエンジンを載せてる事をセールスポイントの1つにする事が、すでにこの時点でフェラーリの下位のポジションを選択した事になりますからねー。ほんとだったら、フェラーリのエンジンをMaseratiがチューニングしてPowered by Maseratで載せて欲しかったですね。

  2. 確かに、フェラーリのエンジンとマセラティのエンジンはブランドのコンセプトから、元来性格的に似て非なるものですので、当然の成り行きとも言えますね。という私のスパイダーはフェラーリ製のエンジンです。いかがなものでしょうか??

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