マセラティ:4ドアビトルボの全て

RUOTECLASSICHEに記事が掲載されています。ビトルボはモデルイヤーごとに小変更があり、また国内専用、輸出仕様、触媒有り無しなどかなりのバリエーションが存在する。


ビトルボの4ドアスポーティセダンの誕生は、80〜90年代に渡り様々なヴァージョンがラインナップに広がりました。ビトルボが誕生した頃、製造業の危機的な状況という経済不安定下にあった。我が国(イタリア)、ヨーロッパ全体も大気汚染と大都会の渋滞の懸念という新たな問題も出てきた。また80年代には度重なるストライキによる労使関係が自動車分野の開発にも致命的なリスクとなった。

アンチ・ポルシェ
活発なデトマソは、マセラティを今までの大きなグランツーリスモより、もっと小さいものを考えている。会社の運命を変えるために。ビトルボ誕生の目的はアンチポルシェ924、アンチBMW3シリーズだった。

優位性
ピエランジェロ・アンドレアーニによるデザイン。いくらかの期待する革命的なGTである。デザインは2ドアの3ボックス、この分野に入る最初の小さなマセラティであり、エンジンはV型6気筒の3バルブにツインターボを装備するという今までになかった答えだ。

急いでいる
パフォーマンスと価格が奇跡であると約束がされている。それは、ビトルボが市場でのデビューを相当急いでいるからだ。目標は年に5000台の販売。それ故開発はスピードアップされている。

電源装置の問題
ビトルボが誕生したのであるが、少し早すぎたのが始動に関する問題だ。これはイメージを悪くしたが、1987年にキャブレターから電子制御インジェクションに変えてから解決した。

小さな4ドア
ドイツ勢との競争に立ち向かうために、マセラティはラインナップの拡充を決めた。4ドアバージョンの提案である。クーペバージョンをロングホイールベースとして、3ボックスで、快適で洗練された空間を装備している。

課税のペナルティ
1984年に生産が始まった初期のビトルボ425。 425はV型6気筒ツインターボを装備し、内装はミッソーニがデザインした。排気量が4,2Lであったため、イタリアでは2.0L以上の自動車には38%という付加価値税が課せられた。

420

2.0Lがベスト
そうして1985年に誕生したのがビトルボ420(180PS)だ。次の年にはより高性能な420S(220PS)で、燃料噴射はキャブレター式あったが、1987年には、電子制御インジェクションのウェーバーマレッリに変わった。420は420i(185PS)に、420Sは420Si(223PS)に、それぞれヴァージョンアップ。ラインナップのトップモデルは425i、V6、2.5Lのエンジンを搭載する。

430

最初のリスタイリング
1988年に、アンドレアーニによるマセラティ・デザインセンターは、フルラインナップのマイナーチェンジを実施した。その時、ビトルボの名前が消失した。洗練したモダンは10年前のデザインの形状で、丸みを帯びたノーズとなっている。4ドアシリーズは豪華な430とフル装備の228(V6、2.9L)にアップデートしている。電子制御された3バルブのエンジンは、キャタライザー無しは250PS、キャタライザー付きは225PSだ。

228

イタリア国内向け
イタリア市場向けに422が配置された。税金対策のために425を422としている。メカニズムは420Siのモノが装備された。
1989年に、2ドアシリーズは4バルブ化され、222から2.24Vとなる。1990年に、4ドアはV型6気筒の24V化され、4.24Vも導入している。

422

エントリーレベル
1991年に、セダンシリーズのエントリーモデルに3バルブの4.18Vがある。4.18Vと422エボルツィオーネは馬力が220PSであった。顧客は4.24Vに興味が向けられので、4.18Vは1993年までにたった77台しか作られなかった。1992年からマルチェッロ・ガンディーニよる大幅なリスタイリングがされている。

4,42v、430vは1994年まで生産が続き、その後、プレミアム4ドアセダンとして、4代目クアトロポルテに受け継がれた。




マセラティ:4ドアビトルボの全て」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。初めてのMaseratiが430の初期型でしたが、故障も少なく良い車でした。レザーとアルカンタラ、ウッドの内装構成でとてもコストの掛かってましたね。その為その後の車選びもこの内装が基準になってしまい樹脂の内装に満足出来なくなってしまいました。困ったもんです。

    1. 懐かしいですね、G-cupさんの430。現代のマセラティの内装では相当に不可能と思います。

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