トリノの名門ランチアは新たなコンパクトモデルのデビュウを準備しているという。エンジンはハイブリッドエンジンとなりそうだ。2020年に4代目イプシロンとして準備される。Vi Motori
2019年の終わりにはランチア・イプシロンの生産終了の話であったが、今年1月から販売は好調で30%の伸びを示している。5月も20%以上の伸びを示しているという。それ故に、ランチアもFCAもイプシロンを放棄することはなくなった。とりわけ18~28歳の若い層に市場の支持があるという。故マルキオンネ氏の政策はマセラティとアルファロメオを優先し、イプシロンは放置された状態であったが、2019年に終焉することはなかった。来年には新しいイプシロンがデビュウするだろう。
4代目イプシロンは2020年の末までに5人乗りとして発表され、来年のジュネーヴショーでデビュウ予定の新しい500と同じプラットフォームを使うことになる。現行モデルを踏襲されるが、ボディはよりスクエアな形状となり、より筋肉質的なフォルムとなる。全長は4mに達し、ラゲージスペースは320リットルに増やされる。エンジンは、1.0ファイアフライエンジンに12VのEVモーターが組み合わされるものの他、多数のバリエーションを用意する。
デビュウは2020年末までとされる。市場に出回るのは2021年の春を超すことはないという。車両価格は14.500€(約179万円)~20.000€(約246万円)を想定している。