• ついにセカンドライフが始まるイタリア車好きのブログです。

グッドウッドフェスティバルに、デトマソが待望の復活デビュウをするという。ドイツのスーパーカーメーカーであるアポロ・インテンサ・エモツィオーネによるカーボンフレームをベースにしている。

不運でもあったデトマソ社は60周年を迎えるが、全てが新しい「P 72(プロ―ヴァ72)」と呼ばれるスポーツカーをデトマソ・ブランドにより再生させたいと、良好な約束をしているという。アレッサンドロ・デトマソとキャロル・シェルビーによって1964年に作られた歴史的な「P70」の名前に由来する。

デトマソP72は、グッドウッドフェスティバルでビュウするが、かつてのパンテーラのスピリットと アポロ・インテンサ・エモツィオーネ によるカーボンフレームをベースに作られ、高性能な現代的なモデルとなっている。デトマソの資産(資産というか負債だと思うが)をそのまま買い取っている香港のイデアル・ティーム・ベンチャーからアポロオートモビルが引き継いでいる。

P72は72台が製造する予定で、Norman Choi社長の意向で新しいニッチ市場を生み出したく、高性能、現代的技術、時代を超えたクラシックなフォルムを備えたGTである。

フレームはカーボンファイバーのモノコックボディで、マニュアル変速とされる。いまのところ唯一の情報であるが、次に他の詳細が出てくるとされる。確実にいえることは価格が75万€(約9、225万円)と予想されている。

初のイメージ画像を見て気が付いたとおり、デトマソP72は、P70(スポーツ5000ファントッツィ・スパイダー)から直接的にインスピレートされ、60年代の丸みを帯びたフォルムは不思議にもフェラーリ330 P4や手本モデルであるピニンファリーナ P4/5にも似ている。右ハンドルの運転席は、顧客の要望によりどちらでも対応可能とされている。

デトマソP72のエンジンと性能における他の特別なことを知る間に、イタリアのスポーツカーブランドが「虐げられた」前歴を思い出してください。1959年にアレッサンドロ・デトマソによって創設されたモデナのデトマソ社は、前時代的な60年代、70年代において最も美しいクルマを作り出した。2003年にアレッサンドロが亡くなった後まもなく、会社を閉じて衰退の道を辿ったのだ。

2011年の復活したSUVとセダンを併せたようなドーヴィルは結局行き詰まり、2012年に失敗に終わっている。とくに何年もの間に、あまりにも多くの希望が生まれては無くなるのを見てきたイタリア人労働者のために、中国マネーによる再開が今や待ち望まれている。
今もデトマソファミリーはモデナで生活していますが、この新生デトマソについてどう思っているのでしょうか。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください