さて、先週の金曜は野暮用にてブレシアに行ってきた。モデナからパルマでブレシア行きの電車に乗り換える。片道2時間半の小旅行だ。ローカル線は殆どディーゼルです。ごらんの通り、日本のような綺麗さはない。殆どの車両は落書きだらけ。ローカル線は2等車両しかないのだ。
ここに色んな人が乗ってくる。イタリア人だけでなく、移民の人達だ。アフリカ、中東、インド系、中国系など。。。ある意味、多民族国家の様相である。時々、ポーベリやジンガリが近寄ってきてお金を恵んでくださいと乞うのである。空いている隣の席に置き手紙を残して、あとで回収しにくるのだ。手紙にはイタリア語で「私は子供が5人いて貧しい生活をしている、どうかお金を寄付してください。」
ローカル線は自転車も乗れるし、犬も乗れます。自分の降りる駅に到着するまで大きな声で電話で喋りっぱなしです。窓ガラスもキズだらけ、汚れも拭いても落ちそうにない。
そんなこんなを観察しているだけですが、楽しい電車の旅です。