9月26日に、マセラティは新しいモデルの電化計画について公式に発表している。それによると一番重要なポイントは、「100%のメイド・イン・イタリー」を強調している。
まず、最初に何処の工場で何が生産されるのかが、発表されている。
ギブリ・クアトロポルテはトリノのグルリアスコ工場
レヴァンテはトリノのミラフィオーリ工場
コンパクトSUV(通称レヴァンティーナ)は、ローマ南にあるカッシーノ工場
次期グランツーリスモとグランカブリオは、トリノ。工場は不明
スーパースポーツ(ミッドシップ)は、モデナのチーロメノッティ工場
コンパクトSUVは南の工場での生産だ。
グランツーリスモ系はトリノに移動してしまう。
本命のミッドシップスポーツは、聖地のモデナでの生産ということになる。
そして「100%のメイド・イン・イタリー」とは、開発、設計、製造を100%イタリア国内で行うことを言っている。それは高い革新性、高性能、マセラティが持つ典型的なDNAを提供するためにハイブリッドエンジンと電気推進システムを採用するという。マセラティは新世代EV技術によって、伝統的なダイナミックな運転を可能とし、独自の運転モード、自動運転システム、急速充電システムを提供するという。
注目のミッドシップスポーツは、2020年には明らかになるが、ハイレベルな技術と伝統的な価値観を彷彿させるものになる。モデナ工場も製造ラインのアップデートが進行中である。
噂のコンパクトSUVは、ローマ南のカッシーノ工場での生産が計画され、またグランツーリスモ系のトリノ工場に、それぞれの工場に8憶€(約984憶円)づつが設備投資されるという。
先にも書いたが、最初のハイブリッドエンジン搭載車は、ギブリの予定で来年にはデビュウするという。
マセラティブランドの本拠地はモデナにそのまま戦略拠点として、重要な役割を担うという。
さあ、この計画…順調に進むのでしょうか??今後もマセラティをフォローして行きます。