いまだクーペ・フィアットのファンは、多くいます。
デザイナーのガスパレ・コンティチェッリは、先代クーペ・フィアットへのオマージュとして、新たな提案をしました。
その名は、クーペ・フィアット・トリビュートと呼びます。
クーペ・フィアットは1994年から2000年にかけて生産されたフィアットから発売されたクーペで、当時フィアット・チェントロ・スティーレに所属していたクリス・バングルによってデザインされました。生産台数は6年間で、7万2千台が生産されました。
現在、イタリアではクーペ・フィアットの中古車価格が上昇しています。130馬力のベースモデルは3、500€(約423、500円)から、トップモデル220馬力は22、000€(約300万円)もします。ただしグッドコンデションに限ります。
現代に蘇るクーペ・フィアットは、実現可能かどうかは定かではありませんが、FCAグループの上層部にその声が届くこと願っています。