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1970年に誕生したギブリSSは、今年で50年になりました。

1970年のトリノショーでデビュウを飾ったギブリSS(Tipo AM115/49)は、1966年にデビュウした従来のV型8気筒エンジン・排気量4.7Lのギブリから4.9Lへ拡大され、最高出力335馬力、最高速度280km/hを誇りました。

ギブリSSは、ハイレベルなグランツーリスモで当時としては数々の豪華な機能を装備しました。ステアリングはチルト式を採用、シートはヘッドレストタイプ、エアコンディショナー、パワーウィンドウ、ダッシュボードクロック、リアウィンドウデフロスターなどを装備して、快適性を重視したグランツーリスモとして、当時のライバルであったフェラーリ275GTBやランボルギーニ400GTより実用性の高いモデルとして評価されました。


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