FCAグループは、再来年の2022年にデビュウ予定の、コンパクトSUVの生産は東欧のポーランド工場Tychyで製造することを明らかにしました。
また、ブレンネロを含む3つのモデルをTychy工場で生産することも決まり、一つはフィアットプントが候補に挙がっています。もう一つはジープブランドのコンパクトSUVレネゲードかもしれません。ブレンネロは、おそらく新会社ステランテスによるPSAグループの新開発のCMPモジュラープラットフォームを採用することになります。
アルファロメオは、現在、ジュリエッタの生産中止により、ジュリアとステルビオの2つのモデルしかなく、ユーザーからはニューモデルのデビュウが遅すぎると批判されています。来年デビュウ予定の新SUVトナーレは9月にデリバリー開始されますが、それでもライバル各社に比べて遅れを取っている状況は否めません。それ故にブレンネロも含めてテコ入れ強化される模様です。
それでは、ランチア・イプシロンはどうなるのか?
来年はリスタイリングがあると予定されていますが、今のところ正式なアナウンスは在りませんが、イプシロンはFCAグループのドル箱でもあり無くなることは考えにくいのです。しかしながらこのままでは、おそらくフルモデルチェンジは1~2年は引き伸ばされるのではないかと想定されます。