2021年は、アルファロメオにとって数々のメモリアルイヤーです。
昨年2020年はアルファロメオ創立110周年の年でしたが、コロナ禍によって沢山の祝福は飾れませんでした。今年2021年も111周年目を迎えるアルファロメオの偉大な歴史を振り返ると、過去の輝かしい栄光のメモリアルが蘇ります。
アルファロメオの公式サイトに、これらのメモリアルイベントを掲載した2021年度版カレンダーがあります。
130周年:
今から130年前の1891年に、ビットリオ・ヤーノが生まれました。ヤーノはアルファロメオのグランプリカーP2を設計したカーデザイナーです。P2は初開催された世界選手権でアルファロメオに、勝利をもたらしたグランプリカーです。
110周年:
今から110年前の1911年に、ファン・マヌエル・ファンジオが生まれました。ファンジオはアルファロメオのF1マシン・ティーポ159アルフェッタのF1パイロットでした。また、丁度70年前の1951年に、159でF1ドライバーズチャンピオンに輝いています。
110周年:
今から110年前の1911年に、モデナで開催されたレギュラーコンペティションレース1500kmでアルファ12HPコルサが優勝しました。
90周年:
今から90年前の1931年に、8C 2300はタルガフローリオで優勝を飾りました。ドライバーはタッツィオ・ヌヴォラーリ。同じ年にルマン24時間で、ハウ卿と ヘンリー・バーキンのコンビより8C 2300LMが優勝しました。
60周年:
今から60年前の1961年に、アルファロメオのテストコースの建設が始まったのです。ピエモンテ州にある町バロッコに建設されたこのテストコースは、今ではFCAグループのテストコースとして使用されています。
50周年:
今から50年前の1971年に、アルファスッドが誕生しました。工場はナポリのポミリアーノダルコにあり、最初の生産モデルでした。
20周年:
今から20年前の2001年に、147はヨーロッパカーオブザイヤーを受賞しました。
10周年:
今から10年前の2011年に、ジュネーヴショウでデビュウした4Cコンセプトがコンコルソヴィッラデステで、コンセプトカー&プロトタイプ部門でデザインアワードを受賞。
筆写が撮ったこの写真は、そのコンコルソヴィッラデステに登場した4Cコンセプトです。後ろのいるのはチェントロスティーレのスタッフで、見学者にいろいろ説明していました。