以前から訪ねてみたかったトリノのヘリテージハブに、日帰りでモデナからトリノへ行ってきた。
都合が着く日程が日曜日しかなく、電車の本数は少ないので、モデナを朝5時30分に出ることになった。行きの電車は、インターシティという長距離列車でミラノ・チェントラーレ駅、そこでフレッチャロッサに乗り換えトリノへ行く。トリノには8時過ぎにはついたので、少し時間に余裕があり、コラツィオーネを駅のバールでカップチーノとコルネット・マルメラータを頼み、時間を潰す。ヘリテージハブについては過去の記事があるのでご覧ください。さて、駅からは歩ける距離ではないので、ここはタクシーを使う。モノの15分もすればヘリテージハブに到着だ。
ヘリテージハブは現在、一般に公開されているが完全予約制だ。また開館日も金(午前・午後)、土(午前・午後)、日(午前・午後)の3日間だけとなっているので、インターネットサイトから、日時を指定してチケットを買うことになる。ガイド付きで英語かイタリア語を選択できる。是非、簡単なので申し込んでください。筆者が訪れた日時も2名の日本人のアルフィスタが居た。
上の写真は、ご存知ランチアD50だ。筆者の今回のヘリテージハブ訪問の目玉は、このF1マシンだ。ランチアの悲劇のF1マシンで、アルベルト・アスカリがテスト走行で事故死したマシンだ。その後フェラーリがD50を6台引き継ぎ、フェラーリD50としてF1に参加した。ヘリテージハブに展示されているD50のフロントノーズには、フェラーリの跳ね馬のロゴではない!堂々としたランチアのバッジが輝いているのだ。
へリテージハブは、展示車両がフィアット、アバルト、ランチアがメインの展示施設だ。筆者がピックアップした写真はほんのその1部分に過ぎず、日本国内には無いモデルも沢山あるので、必見のスポットだ。イタリア車好きなら、是非行って頂きたいと思う。
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