マセラティ:久しぶりのムゼオ・パニーニ

筆者のイタリアの旅2023は、約1か月の長旅である。
中盤に差し掛かった6月13日~18日は、フィレンツェに滞在しているのだが、友人が日本からフィレンツェで合流し、15日にシエナのトリビュート・フェラーリとミッレ・ミリアを見学したわけだが、続いて17日(土)はフィレンツェに居ながら、モデナへワンデイトリップを敢行した。理由は簡単だ友人のたっての望みで、「スーパーカーの聖地のモデナ詣」にガイドをするためだ。

そして訪れたのが、クラシックマセラティが展示されている言わずと知れたムゼオ・パニーニだ。ここは私設の博物館だが、もはやマセラティが公認しているミュージアムに等しいのだ。それ程の希少なマセラティクラシケが並んでいるのである。土曜日なので、午前中だけの開館で9時30分には敷地内に入る。予約する必要もなく、かつ入場料は無料なのだが、入口に寄付金を入れるビンが置いてあるので、少しでも入れてあげて欲しい。

何故なら、20年以上前、貴重な文化遺産のマセラティ各車を海外流出の危機から、モデナの実業家ウンベルト・パニーニによって救済され、私設博物館としてこれらの希少なマセラティ車を展示して運営して来たのだ。土曜とはいえエンスージャストの見学者も10時過ぎにはだんだんと増えていき、この博物館が世界中にその名前が知れ渡っていることが解る。
マセラティ好きなら、1度は必ず訪れなければならないマセラティの聖地でもある。

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