ランチアは10年計画に３つのニューモデルが登場するとアナウンスされている。順番は新型イプシロンが来春、その2年後にガンマ、最後がデルタが登場する予定である。

ガンマについて先ごろ、ランチアの今後の主力車に選ばれた名前で、2026年にデビューすることが正式に確認されている。生産はイタリアのメルフィにあるステランティス工場で行われ、新型ガンマはSTLAミディアムプラットフォームで生産される予定だ。同じプラットフォームに、 2 台の DS オートモビル、ジープ コンパスの後継車、および新型オペル マンタがある。1990年代に開設されたこのメルフィ工場は、ナポリとバーリの間に位置するバジリカータ州に位置する。フランス車やドイツ車でありながら、イタリで生産されているあたりが、ステランティスという巨大グループとしてのスケールメリットにもなった。

新型ガンマは、100％の完全なBEVで、大型クーペSUVの容姿となりそうだ。スタイルは、今年のミラノデザインウィークで公開されたPu+Ra HPEコンセプトカーに最もスタイルが近い車になるようだ。
ランチアは３つの新型車が揃うと完全復活したことになると思う。来年からはランチアの動向に目が離せなくなりそうだ。乞うご期待を。