ボローニャ市は1月16日から、市内の主な道路は制限速度が30km/hに規制されるルールが施行されるそうです。その名称はCitta 30(チッタ・トレンタ)
日本では、大都市の至る所は30km/hの道路はたくさん有りますが、イタリア・ボローニャでほぼ市内全域(タンジェンジアーレの内側)が制限速度が30km/hとなるということだ。
理由は交通事故の死亡率を低下させるのが、その一つで、50km/hより30km/hの方が断然死亡する確率は低くなるとのこと。また、公共空間を再考し、自動車専用エリアを削減することを目的とした取り組みとして、新しい自転車専用道とより広い歩道の創設により、持続可能なモビリティを促進するという。
しかし、このルールも賛否両論があり、スピード違反を増やして、単なる罰金集めではないか。実際にはあまりにも市民生活にとって非効率的で非現実的な制度だと言う意見もあり、市長に対するリコールの動きも出てきている。
いずれにしても、イタリアの大都市部はもはや日本の都市部と同じように制限速度が30km/hの道路が増えるのは間違いない。