ランチア:デルタ・ディーゼルでマテーラへ行く(1)

南イタリア・カステッロネータという街に来ています。
この街を拠点にマテーラ、アルベロベロなどを廻る予定だ。南に行けば行くほど、車は必需品なのだ。筆者は、ランチア・デルタ・ディーゼルを借りた。ところが借りた時から「アレ??」と思った。

というのも、ウェンカーレバーを左を出すとフラッシャーが早い、外に回ってよく見ると右ヘッドライトが点いていないではないか。。。借りた時間がよる7時。既に夕闇になっている。すかさずレンタカー屋に電話したのだが。もう8時でお終いだから、月曜日に来てとの返事。借りたのが金曜の7時なので日曜はレンタカー屋さんは休み。(日本ではあり得ないですが、イタリアでは普通の街のレンタカー屋は日曜はお休み、空港近くのレンタカー屋はさすがにやっているが。。。)ということは土曜はヘッドライトが切れたまま乗れってことなのだ。警察に見つかったらどうするのか?思うがここはも開き直るしかない。「日曜だから修理屋さん休みだよ」と言って言い訳して逃げようと思う、おそらくそれで行けるはずだ。土曜の夜に借りて、日曜から水曜までのレンタカー代だったのでケッチったのが災いしたのか。いずれにしても、日本だったら普通こんなレンタカー屋さんはあり得ないのだが、イタリアに今いるのだから仕方ないかと思う。

さて、とりあえず借りたので、最初の目的地マテーラまで走らせることにした。
道路は一般道とはいえ、制限速度は60km、70km、80km、90kmまである。普通に走っても軽く80kmまでは、躊躇なく走れる。道はほぼ平坦、時折登り下りはあるが急ではない、そしてカーブもあるがそれ程の急カーブもない、しかし、道路は時折凸凹がある。その度に大きくバンプするのだが、不快ではない。延々と続く直線路が目的地マテーラまで続くのだ。これは快適なドライブと言うしかない。ドライブ好きな人なら、病みつきになりそうなくらい運転することが楽しくなる。勿論、デルタ・ディーゼルは左ハンドルの6MTだ。自分で車を操ってる感は強い。ハンドルとボディと自分自身に一体感が湧いてくる。ワイディングを走るにはもってこいのマシンだ。宿から40分ぐらいでマテーラに着く。

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