さて、初の南イタリアへの旅は終わったが、グランプレミオ・ディ・バーリが開催されたバーリについて、ここで少しレポートをしておきます。
バーリの街の中心には大きなメイン通りがあり、高いパームツリーの並木道が続く、まさに南に来たと感じる。このメイン通りの南側は新市街で、碁盤の目のように道路が広がっている。ブランドショップも軒並みに続いている。北側は旧市街で、こちらは道は狭く迷路のように入り組んでいる。途中では、地元の伝統的なパスタのオレキエッテ(耳たぶパスタ)を手で作っていて、そのまま販売しているお店が並ぶ、お土産店、トラットリア、バールなど狭い道路にぎっしりと並んでいる。
ちょうど、バーリについた時が、祝日のイタリア解放記念日だったので、ものすごい人出であった。あたかも、ローマかフィレンツェと見間違えるほどの観光客が旧市街に溢れていた。
その旧市街に見所はあり、ノルマンの城、サン・ニコラ教会などある。
そこをさらに進めば海に出られる。朝、海の桟橋に行けば、取り立てのイカやタコや貝などそのまま開いて、レモンをかけて食べられる。地元の漁師と思しき人たちがトランプゲームに精を出しているのも見ることができる。ローマ以南に初めて訪れたわけだが、南イタリアに新たなイタリアを発見した思いだ。次回はどうするか??