生産激減しているモデナ工場の生産体制が変わるかもしれない。
これはまだ定かでないが,トリノのミラフォーリ工場で生産されているグラントゥーリズモとグランカブリオの生産をモデナのチーロメノッティ工場に生産拠点を移すという案が上がっている。

モデナ工場の生産が激減している今,従業員にセルビアに出向という無謀な提案が出されている中,これはモデナ工場やモデナ市民やモデナ経済にとって朗報になる可能性がある。
では,トリノの工場はどうなるのかというと,フィアット500ハイブリッドの増産体制が始まるので穴埋めが可能だとされる。



この動きは、ジョン・エルカン会長がイタリア政府との関係改善に向けて行っている継続的な取り組みの一環だと、ブルームバーグ・ニュースは情報筋に語った。
この生産シフトに関する追加情報は、2025 年 3 月 19 日までに公開される予定だという。この日に、エルカン会長はローマでイタリア議会で演説する予定のようだ。





もし,これが実現するするならば,マセラティは本来,「モーターヴァレーの地,モデナで製造される高級スポーツカー」の原点に立ち戻れる。マセラティファンとしては両手を挙げて歓迎される,もちろん生活が掛かっているモデナ市民にとっては尚更だ。