フェスティバル・カー2025は第4回に向けて準備を進めている。国際自動車連盟(FIVA)に最近認定されたコンコルソ・デレガンツァは、 9月28日にトリノの郊外の高台にあるレヴィリアスコで開催される予定だ。トリノにあるヨーロッパデザイン研究所とのコラボレーションから生まれたイベントの公式ポスターが発表された。交通デザインを専攻する3年制のプログラムの学生たちは、フェスティバルカー2025の公式ポスターを学生がデザインする機会を得て、イベントの魂を最もよく表現した提案が優勝した。

ポスターには、 60 年代の芸術と雰囲気からインスピレーションを受け、それを完璧に表現したのがこの車。この車はアメリカ人デザイナーのレイモンド・ローウィによってデザインされ、1960 年の第 47 回パリモーターショーでフラミニア・クーペの特注バージョンとして展示されている。


フラミニア・ロレイモはトリノにあるヘリテージ・ハブに展示してある、筆者も実車を見ている。しかし筆者はこのスタイルは他のランチアとは一線を画す奇抜なフロントノーズはいかがなものかと思う。百聞は一見にしかずだ、機会があったらトリノへ見に行っていただきたい。
因みに昨年のポスターは110周年を迎えたマセラティのトリブートとして200Sが描かれている。
