マセラティはフェラーリ本社(マラネッロ)に9台のグレカーレ(うち2台はフォルゴーレ)を納車された。
他にアルファロメオのジュリア2台とステルヴィオ1台も納車されている。
これらはすべて、フェラーリ社のマネージャーが日常業務で使用する社用車として導入されたとのこと。

この納車に際して、マセラティのCEOであるサント・フィチリ氏自らがマラネッロを訪問し、フェラーリ本社で車両を引き渡したというエピソードも注目されている。公式には明言されていないものの、この出来事は単なる社用車の導入ではなく、今後の戦略的連携や提携強化の兆しと見る声も。事実、両ブランドの背後には共通の大株主である**エクソール(Exor)**の存在があり、ブランドとしては別々でも資本的には“親戚関係”なのだ。また、フェラーリとマセラティはご存知の通り同郷の地なので、人的交流、物的交流は日常茶飯事なのでびっくりすることでもないが。。
フェラーリは日常使用に適した自社モデルを展開していないこともあり、マセラティのようなラグジュアリーSUVとの相性はむしろ理にかなっているだろう。流石にプロサングエでは使い勝手は良くなさそうだ。