パニーニ・マセラティ博物館が移転リニューアルオープン

イタリア・モデナの名門コレクション「パニーニ・マセラティ博物館(Collezione Umberto Panini)」が、2025年6月7日(土)にプレオープンし、新たな拠点でリニューアルオープンとなる。
筆者は昨年、10月末に訪問した時が旧博物館において最後のビジターであった。


🏛️ 新しい所在地とアクセス

  • 新住所:Via dell’Aeroporto 140, Marzaglia(モデナ郊外)
  • 公式サイトwww.paninimotormuseum.it
  • 開館時間:月曜〜日曜 10:00〜13:00 / 14:00〜18:00
  • 入場料:有料(個人・少人数グループは予約不要)正式な価格はまだ公開されていない。
  • ガイドツアー:要予約(電話:+39 059 220022 / メール:info@paninimotormuseum.it

新博物館は、モデナ市中心部から車で約15分の場所に位置し、近隣にはモデナ・サーキット(Autodromo di Modena)もある。


🏁 コレクションの魅力と歴史

この博物館は、パニーニ家が所有する世界有数のマセラティ・コレクションを展示しています。

  • 展示車両は19台以上のヴィンテージ・マセラティを含み、ほとんどが走行可能な状態で保存されています。
  • 代表的な展示車両には、1958年の「420M/58 エルドラド」や、1953年の「A6GCS ベルリネッタ」などがあります。
  • コレクションは、ウンベルト・パニーニ氏が1990年代にマセラティの歴史的車両を買い取り、保存したことから始まりました。

新施設では、これらの貴重なマセラティ車両が最新の展示環境で公開され、訪問者はマセラティの歴史と情熱を体感できます。また、新たな展示車両として2014年に登場したコンセプトカー・マセラティ・アルフィエーリと、現行モデルのMC20なども新たに展示車両として加わる。


🧀 チーズ工房との別れと新たな展開

これまで博物館は、パルミジャーノ・レッジャーノの生産で知られるホンブレ農場内にあり、農場見学と博物館鑑賞を同時に楽しめるユニークな体験を提供であったが、新施設への移転により、農場との複合体験は終了となるが、より広く洗練された展示空間で、マセラティの魅力を存分に味わうことができます。


✈️ モデナ旅行の新たな目的地に

モデナは、フェラーリやパガーニの本拠地としても知られる「モーター・バレー」の中心地です。新たなパニーニ・マセラティ博物館は、モデナ観光のハイライトとして、クラシックカー愛好家や自動車ファンにとって必見のスポットとなる。


詳細や最新情報は、公式サイト www.paninimotormuseum.it をご確認ください。モデナを訪れる際は、ぜひ新しいパニーニ・マセラティ博物館に足を運んでみてください。

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