伝統×工学の邂逅──Zagatoが描く次世代ハイパーカー、Capricorn 01の全貌

イタリアの名門車体デザイン工房Zagatoが、ドイツの技術スペシャリストCapricornと組み、次世代ハイパーカー「Capricorn 01 Zagato」を発表。

わずか19台、2.95 百万ユーロ、900CV級のV8+軽量カーボン構造…その“アナログ”な挑戦が、今、注目を集めています。

イタリアの自動車メディアによると、Zagato×Capricornは、完全限定19台、価格2.95 百万ユーロ(税抜)で、2026年上半期生産開始を予定しているハイパーカー「Capricorn 01 Zagato」を公開しました。 
特徴として、5.2LスーパーチャージドV8(900CV超/1,000Nm超)の出力、車重1,200kg未満、0-100km/hを3秒以内、最高速度約360km/hと報じられています。 
Zagatoが車体デザインを担当、Capricornが製造と技術面を追求する“伊×独”の協業モデルです。 

軽量構造:モノコックおよび全ボディをカーボンファイバー製とし、レースプロトタイプLMP1並みの剛性構成。
ドライバー体験:5速マニュアル(CIMA製)を採用し、「完全なアナログ体験」にこだわると報じられています。 
デザイン意匠:Zagato伝統の“ダブルバブルルーフ”、ガルウィングドア、空気流を操作するエアロ設計が特徴。 

生産台数:19台限定。Zagato創立1919年をオマージュ。
発売地域:欧州・英国・スイス・日本・メキシコ・カナダ・中東を想定。
価格:2.95 百万ユーロ(税抜)から。

注目点:電動化主流の時代に、「後輪駆動・手動ミッション・ガソリンV8」という“逆潮流”の挑戦。 
電動化・自動運転が進む中で、ドライバー主体・アナログな運転体験を希求するコレクターやパッション層に強く刺さる。
伊ブランドZagatoの歴史的価値+制作19台という希少性が“資産性”としても注目材料。

日本でも輸入可能地域リストに入っており、国内コレクターからの問い合わせ増加が予想される。「Capricorn 01 Zagato」は、数値だけでは語れない“ドライバー・マシンとしての哲学”を具現化したモデルと言えます。少数生産・超高性能・クラフトマンシップを兼ね備えたこの1台、次世代スーパーカー市場の中でも“異端かつ先端”な存在です。2026年の納車開始を前に、今からその動向を追っておく価値大です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください